平成27年度5月度例会（2015年5月18日）

　5月18日(月)、鈴鹿商工会議所4階大ホールにて、ビジネス研修委員会担当による5月度例会を開催しました。今回は、鈴鹿メンタルクリニック院長で青年部ＯＢの浜中健二氏を講師にお招きし、「こころが病んだらどうしますか？～精神科の病気と対処法～」をテーマに講演をしていただきました。

　メンタルヘルスに係わる問題は、自分をはじめ、家族や仕事のパートナー、社員等、自分を取り巻く人々に起こる可能性があり、ビジネスや家庭生活に影響を及ぼすケースも少なくありません。今例会は、メンタルヘルスに対する理解を深め、そのような状況に遭遇した場合も適切に対応できる術を学ぶことを目的に行いました。

　講師の浜中氏は、うつ病等の精神疾患になる前の兆候や、なった時の症状を例を挙げて説明され、その対処法や精神疾患にならないための予防法について話されました。
浜中氏は講演の中で、周りにうつ病の人がいる場合、特別に扱う必要はなく、その人の性格を理解してあげることがうまく行く秘訣。精神科のカウンセリングよりも身近な人の力が有効で、人は人によって癒される「人薬」が一番効果的だと話されました。

　また例会後半では、質疑応答形式で、メンバーが実際に抱えている問題や、今後起こりうる問題について浜中氏にアドバイスを求め、精神疾患への理解を深められる例会となりました。

　講師を務めて下さった浜中様、分かりやすいご指導をありがとうございました。（総務　久志本）