世界各地における新型コロナウイルス感染症の収束の兆しが不透明な中、日本国内の都市部だけではなく私たちの地域でも今もまだ脅かされています。しかし、新型コロナウイルスと共存する新しい生活も2年が経ち、日々変化し続ける日常の中で得た知恵と努力により、私たちは打ち勝ってきました。私たちは地域の青年経済人として地域の情勢をいち早く察知し、今を活き、次代へと“繋ぐ”ことが責務だと考えます。
今年度は、「繋ぐ」~想いをひとつに 次代への創造~ をスローガンに掲げ活動してまいります。私たちはコロナ禍で思うように活動ができない苦悩の2年間を経験し、そして新しい活動の形を創り上げてきました。新しい活動の中で培ったWEB を活用した研修事業や交流事業は、一人ひとりの活動に対する熱意が繋がりあってこそ創り上げられた成果であったと思います。私たち青年経済人は、創意と工夫、勇気と情熱をひとつに結集し、日々前進することが次代への創造に繋がると考えます。
さて今年度は、鈴鹿YEG設立45周年という節目の年を迎えます。私たちは、諸先輩方が築き上げてこられた鈴鹿YEG愛を継承し、活動の意義をもう一度考え、懸命に取り組むことにより自己研鑽となり、さらに進化し続けるYEGとして誇りを持つことが大切です。45年の歴史を糧に地域経済の発展、未来ある子どもたちの夢と希望、地域を支える青年経済人としてYEG活動を次代へと繋いでいきたいと思います。
さらに、この節目となる令和4年度は、東海ブロック大会鈴鹿大会を主管させていただきます。鈴鹿YEGの歴史と先人の想いを繋ぎ、今を共にする同志の想いをひとつにし、協調性・行動力・組織力を高め、次代への舵を取り、先導者としての誇りを持って取り組んでまいります。
鈴鹿YEGが誇る継続事業である『おしごと体験』では、魅力ある地域のお仕事を夢と希望ある子どもたちに繋ぎ、未来ある鈴鹿を創造する事業として取り組んでまいります。
また、モータースポーツを通じた地域活性化事業である『バイクであいたいパレード』・『F1応援イベント』では、度重なる中止を余儀なくされてきましたが、今まで継承された想いをひとつに、モータースポーツ文化を最大限に活かした新しい事業として挑戦していきたいと思います。
令和4年度は、鈴鹿YEGにとって大変意義深い一年となります。コロナ禍で培った新しい活動の更なる展開、地域の特色を活かした新規事業へ挑戦、設立45周年を会員全員で楽しむ事業、16年ぶりの東海ブロック大会鈴鹿大会の主管、インターネット・SNS を活用した情報発信など、積極的な活動に取り組み、一人ひとりの意義を尊重し、想いをひとつに繋ぎ、次代への創造に向かって歩を進めましょう。