活動報告

活動報告令和5年度9月度例会

令和5年度9月度例会

令和5年9月19日(火)、Town Planning委員会主催で「南海トラフ地震への備え~大切な人を守るために本当に必要なこと~」と題して鈴鹿商工会議所青年部9月度例会を開催いたしました。例会は3部構成となっており、第1部は気仙沼YEGの斎藤 徹会長、佐藤 則正直前会長、畠山 伸治専務理事を講師として招き、東日本大震災の経験を踏まえて、震災のリアルな体験談(地域の被害だけでなく、寒さ、空腹、風呂、トイレ、衣服などの問題と、それらの問題や悲しみなどが人の人格を豹変させたりする可能性があることなど)と、その体験から得た震災への備えの在り方を教えていただきました。震災時に畠山専務理事が撮影をした動画を拝見する機会もいただき、震災時の津波の想定をはるかに超える怖さ、そしてその被害に対して我々の震災に対する考えがまだまだ甘いことを実感させていただきました。第2部はTown Planning委員会メンバーによる南海トラフ地震についての説明や、発生しうる被害予想、情報収集の方法などの説明がなされました。第3部は1部と2部を踏まえて【大切な人を守るため本当に必要な「こと」と「もの」】について個人ワークで自身の考えを整理した後に、テーブルごとにグループディスカッションと全体発表を行いました。必要な「もの」はたくさんの案が出されましたが、必要な「こと」の案が中々出にくく、テーブル内のメンバーの考えや、他のテーブルの発表を聞くことで多くの参考となる案をもらえる内容になったものと思いました。
本例会では、第1部の講師をしていただいた気仙沼YEGの3名のほかに、亀山YEGと日本YEGSDGs・男女共同参画推進委員会委員長の菅原 渉君を招待して共に例会に参加していただきました。過去に関係を深め合った他単会であったり、地域の友好単会と共に例会を行うことでYEGの繋がりや更なる可能性を感じることができる例会にもなりましたし、この例会を通じて更に関係を深め合うことができたと確信いたしました。
本例会を企画していただいた徳丸委員長を始めとするTown Planning委員会の皆さん、本当にお疲れ様でした。Town Planning委員会が一丸となって例会を作り上げていく姿を見て、Town Planning委員会メンバー間の信頼関係が深まり、それが鈴鹿YEGの成長に繋がっている様子をうかがえた点も本例会の良かった点だったと思います。Town Planning委員会以外のメンバーの皆さまにおかれましても、例会への出席と積極的な参加、大変お疲れ様でした。本例会での学びをしっかりと活かして、震災の際に大切な人を守ることができる備えを万全にしてまいりましょう。