人口減少・・・現在、私たちは少子化問題に直面しており、地域や単会の消滅が起こりうる未来に近づいています。子や孫へ「豊かで住み良い地域」のバトンを渡すためには、渋沢栄一翁が唱えたように、道徳と経済の合一が必要不可欠です。地域の発展や企業の繁栄は、単に利益追求にとどまるのではなく地域社会に対する社会的責任を果たすことが重要です。交流と研鑽を通じて起業家精神を高め、個人の資質向上が自社の発展や地域の発展につながり「活力ある地域経済社会」への実現へと結びついていきます。これが「社会の永続」に繋がると信じています。
鈴鹿 YEG は今年度で設立 48 年目を迎え、令和 9 年度には三重県連大会鈴鹿大会と設立 50 周年記念事業が控えています。先輩方の想いを受け継ぎこの大事業を成し遂げるため、今年度のスローガンを【YEG , Nexus Innovation】~絆から繋がる未来への懸け橋~とさせていただきました。鈴鹿の経済団体として、地域社会の繋がりの中心となりリーダーシップを発揮し地域経済を活性化させ社会に革新をもたらしていきます。そのためには、青年経済人として一人ひとりが当事者意識を持ち、事業に参加し自己研鑽を通じて自社の発展へと繋げていくことが重要です。その想いが連鎖して絆となり、輝く未来への懸け橋になると確信しています。
鈴鹿 YEG の継続事業である「バイクであいたいパレード」では、モータースポーツのまち鈴鹿の魅力を充分に発揮しこれまで継承された想いを大切にし、さらなる地域活性化へと繋げます。また「おしごと体験フェス」では、未来を担う子どもたちに魅力ある地域のお仕事で夢と希望を届け、将来の「活力ある地域経済社会」に貢献します。さらに鈴鹿 YEG の組織力を向上させるため、まずは会員増強に力を入れ人材の育成と青年経済人としての資質向上、そして当事者意識の革新を図ります。「PDCA サイクル」を活用し事業報告をこれまで以上に精査し、成長に向けたプロセスを繰り返していきます。
鈴鹿 YEG に入会した目的はメンバーによって異なりますが、綱領・指針から「YEG とはなにか」を読み取り、進むべき方向を定める必要があります。同じ時間を共有することで育まれる仲間との絆、事業を企画・運営することで養われるスキルの向上、YEG ネットワークを活用した自社業の成長など積極的に活動していれば多くの成果を得ることができます。鈴鹿 YEG の結束をより強固にし、メンバー全員が前を向いて進むことでさらに強い組織となると確信しています。
YEG としての活動は、交流・研鑽・地域振興が本質です。時間を有効に活用し、多くの仲間と交流したくさんの学びを得て当事者意識を大切にして、真剣に事業に取り組んでいきましょう。絆から繋がる未来への懸け橋となり、共に前へ進み、成長していきましょう。